2023年3月31日(金)

寺脇博之教授 退官

2023年3月31日付で、当講座教授の寺脇博之先生が退官されました。4月1日以降は後継教授(当研究室の新たな責任者)として、島根大学より伊藤孝史先生をお迎えいたします。

なお4月より聖路加国際病院に異動となる寺脇先生には、客員教授として引き続き講座運営にご協力いただきます。

2023年3月16日(木)

超音波下VAIVTの継承

この日は、上田瞳先生―高野栄亮先生の次世代ペアによって、超音波下VAIVTが施行されました。

当施設における超音波下VAIVTは、2020年4月に根本佳和先生が着任されてから開始された治療手技であり、立ち上げの年である2020年度には11件、本格稼働の年である2021年度には90件が施行され、腹膜透析診療と並ぶ当講座の看板の一つとなっております。手技の屋根瓦的な継承・拡大によって、更なる発展が期待されるところです。

2023年3月10日(金)

市原市CKD予防講座が開催されました

この日は市原市が主催する、年3回開催の「市原市CKD予防講座」の第3回が行われ、ご応募いただいた方のうち30名の皆様にご参加いただきました。医師からの講演に関しては、この予防講座が開始された2016年度より一貫して当講座の医局員が担当させていただいております。

2017年度~2019年度は吉村病院教授(当時)、2020年度~2022年度は寺脇教授が講演を担当させていただきました。なお2023年度以降は小林准教授が担当させていただく予定です。

2023年3月7日(火)

保健指導部講習会

帝京大学ちば総合医療センターにおいて保健指導部部長を担当している当講座教授の寺脇先生が、院内全職員を対象とした保健指導部講習会において「医療DX(デジタルトランスフォーメーション)」に関連した講演を行いました。会場はほぼ満席で、本話題に関する職員の皆様の関心の高さが推察されました。

なお寺脇先生の保健指導部部長としての任期はこの3月末で終了し、4月1日からはやはり当講座より、准教授の小林先生が後任部長を担当致します。

2023年2月16日(木)

伊藤靖子先生が訪ねて下さいました

現在は産休期間中である当講座助教の伊藤靖子先生が、ご長男とともにご挨拶に訪ねて下さいました。

伊藤靖子先生には、2023年4月後半より時短勤務の形で職場復帰いただき、腹膜透析診療を中心にご活躍いただく予定です。

2023年2月12日(日)

中川慶郎先生が症例報告いたしました

東京国際フォーラムにて開催された第684回日本内科学会関東地方会において、当講座の中川慶郎先生が「肺非定型抗酸菌症の既往を有する多発血管炎性肉芽腫症の1例」と題した症例報告を行いました。

2023年1月19日(木)

岐阜大学医学部附属病院にて腹膜透析手術を施行させていただきました

この日は当講座の寺脇先生(写真左から4人目)および根本先生(写真左から3人目)が岐阜大学医学部附属病院にお招きいただき、全身麻酔・腰椎麻酔が困難な患者さんに対する局所麻酔下での腹膜透析カテーテル挿入術を担当させていただきました。執刀は根本先生、第一助手(前立)が寺脇先生という、当センター同様のスタイルでした。

手術はトラブルなく、かつ全く無痛的に終了(成功)致しました。これを機に、岐阜の地においても腹膜透析の必要に応じた利用が増加することを、当講座医局員一同で祈念いたします。

2023年1月11日(水)

上田瞳先生 論文受理

本日、「大規模健康診断データを活用した疫学研究、ゆうぽうとスタディ」に一環として上田瞳先生が筆頭著者を担当した論文"Lower range of serum uric acid level increases the risk of rapid decline of kidney function in young and middle-aged adults - the Yuport Medical Checkup Center Study"が、Clinical and Experimental Nephrology誌(インパクトファクター2.801)に受理されました。上田先生の医学博士号取得に関する主論文となる予定です。

「ゆうぽうとスタディ」は、ゆうぽうと健診センター長であった秋元公彦先生と本学地域医療学講座教授の井上和男先生が中心になって立ち上げられた大規模コホート研究で、私どもの講座が腎機能関連の検討を担当させていただいております。なお井上和男先生は今年度で定年退官されますが、引き続き私どもの講座の客員教授としてお力添えいただく予定です。

2022年12月27日(火)

2022年最後の医局会

当講座の医局会は毎週火曜開催が原則ですので、この日は2022年最後の医局会ということになります。

写真の正面奥右側は今月で当科ローテーションが終了となる初期研修医の竹内孔二先生です。2か月間、お疲れさまでした。

また写真の左手前は来月からいったん当科から離れる船越雄太先生です。来年4月からのお戻り、心よりお待ちしております。

2022年12月18日(日)

シミュレーショントレーニングを開催しました

この日はテルモメディカルプラネックスをお借りして、腹膜透析カテーテル挿入術および内シャント造設術に関する、シミュレーターを用いた実技トレーニングを開催いたしました。

講師および技術指導は当講座教授で主催者である寺脇先生が担当。当講座から高野先生・船越先生の2名が参加したのに加え、千葉大学医学部附属病院、土浦協同病院、聖隷佐倉市民病院から合計7名にご参加いただきました。

2022年12月13日(火)

髙野先生、PDカテ挿入術者デビュー

この日2件目の手術は腹膜透析カテーテル(PDカテ)挿入術でした。髙野栄亮先生に、根本佳和先生の前立のもと、術者として危なげない手術を行っていただきました。

高野先生には10月以降、数多くの腹膜透析関連手術に助手として入っていただいており、すでに術者としての十分なイメージが出来上がっていたことをうかがわせるメスさばきでした。

ちなみに本日1件目の手術は、高野先生と同時期に仲間になっていただいた船越雄太先生が、やはり根本先生の前立のもと、内シャント造設術を危なげなく成功させておりました。

2022年12月8日(木)

寺脇教授のエジプト招請講演

日本時間の22時15分(現地時間で15時15分)より、当講座教授の寺脇がエジプト・アレクサンドリアで開催された22nd annual conference of Damanhour Nephrology Department において『PD management and Practice in Japan - How I increased peritoneal dialysis utilization in Chiba, Japan?』と題した招請講演を、日本からのリモートで行いました。

2022年12月4日(日)

第49回千葉県透析研究会 盛会裏に終了

寺脇教授が玄々堂君津病院・大崎慎一先生と共同当番世話人を務めた上記研究会が、約1200名の参加者を集め盛会裏に終了致しました。

当講座からは、寺脇教授が開会挨拶および企画セミナーでの座長・オーバービューを務めた以外に、根本助教が「シンポジウム 千葉の誇る新しい波」で堂々たる講演(写真)、さらに特別研究員の藤原正子先生・安藤一郎先生も研究成果を発表していただきました。

2022年12月2日(金)

『ボトムアップ型健康啓発活動』プロモーション動画を撮影しました

この日は板橋キャンパスにおいて、私どもと経済学部経営学科・磯山優教授との共同研究である『ボトムアップ型健康啓発活動』をプロモーションするための紹介動画を撮影致しました。

なおプロモーション動画には、本学理事長・冲永佳史先生にもご出演をいただきました。

2022年11月28日(月)

共同研究ミーティング

本日夜は、経済学部経済学科・磯山優先生との共同研究『ボトムアップ型健康啓発活動』に関する定例ミーティングが、WEB上でございました。

新型コロナ禍の以前は市原キャンパス・八王子キャンパスのいずれかで行っていたのですが、ZOOMなどのツール発達によって月1回のミーティングがWEB上で行えるようになった次第です。

写真は、PC上のミーティング画面をスクリーンショットで撮影したものです。

2022年11月27日(日)

28th JSPD@岡山で4演題を発表しました

11月26日・27日の2日間にわたり開催された第28回日本腹膜透析医学会学術集会において、当講座は4演題を発表、大いに存在感を示しました。

左上の和氣先生はPD患者15名に対するARNIの効果を発表、大いに耳目を集めていました。右上の山内先生は出口部変更術 (SPD) 後のカテーテル断裂について発表、聴衆にインパクトを与えていました。

左下は福島寿光会病院の木田雅彦先生によるご発表で、入院入所中PD患者の予後規定因子について、当講座との共同研究の形でご発表いただきました。右下は寺脇先生が司会の一人を務めかつ発表も行ったシンポジウム「在宅療養支援診療所と腹膜透析」(満席で立ち見が出ていました)の終了後の集合写真です。

2022年11月23日(水・祝)

勤労感謝の日

祝日ですが、腎センター(血液透析ユニット)は日曜日以外はオープンしています。

この日も、通常の血液透析セッションに加え、根本先生チームがバスキュラーアクセスPTAを施行致しました。

2022年11月12日(土)

寺脇教授が「腎とフリーラジカル研究会」会長に就任しました

茨城県県南生涯学習センターにて開催された第33回腎とフリーラジカル研究会において、当講座教授の寺脇が同会の会長に就任いたしました。任期は3年です。

2022年11月1日(火)

今月最初の手術

11月初日となる本日、手術は腹膜透析関連(写真上:アクセス抜去+再挿入)・血液透析関連(アクセス再建)の2件行われました。先週金曜日の手術も腹膜透析関連(写真下:アクセス挿入)でしたので、このところは腹膜透析関連の手術が多めで経過している印象です。

2022年10月20日(木)

獨協医科大学埼玉医療センターにお伺いしました

弊講座の寺脇教授(写真左から2人目)と根本助教(写真右端)が、獨協医科大学埼玉医療センターにお招きいただき、重症心不全患者さんに対して局所麻酔下での腹膜透析カテーテル挿入術を施行させていただきました。患者さんはほとんど痛みを訴えられることなく、きわめて安定したバイタルサイン下で手術を施行することができました。今後の患者さんの病状改善を、講座一同強く願います。

2022年10月18日(火)

徐々に日常が戻ってきました

まだまだ新型コロナへの警戒は続けていますが、大学病院にも少しづつ日常が戻ってきました。写真は病棟カンファの一コマで、前列には実習で回ってきている医学生の皆様が着席しています。

2022年10月14日(金)

川西市立総合医療センターでの手術支援

当講座に在籍していた成山倫之先生(写真下左)が腎臓内科部長として勤務する川西市立総合医療センター(写真上)に、当講座の寺脇が赴いて腹膜透析手術の支援(執刀は成山先生)を行いました。

名波正義先生(兵庫医科大学腎・透析内科講師、写真下右)、岡本貴行先生(キセラ川西腎クリニック院長)、三木優子先生(川西市立総合医療センター等非常勤勤務)など一人、兵庫・川西の腎不全医療を支える先生方に手術の見学をいただきました。なお名波先生には助手の一人として手術にも入っていただきました。

2022年10月9日(日)

日本公衆衛生学会で「ボトムアップ型健康啓発活動」に関する発表を行いました

甲府市で3日間にわたり開催された上記学会の最終日、経済学部の磯山優教授と当講座教授の寺脇がポスター発表を行いました。他学の教授・准教授を含む公衆衛生研究者の皆様にもご質問をいただき、有益な機会でありました。

2022年10月2日(火)

新しい仲間をお迎えして

昨日(10月1日)より、新たに5年目医師の高野栄亮先生および船越雄太先生、それに初期研修医の山口叶先生をお迎えしました。先生方にはさっそく腹膜透析カテーテル挿入術に入っていただきました。

2022年9月17日(土)

根本先生がインターベンショナルネフロロジー学会にて発表しました

WEB開催となった第17回日本インターベンショナルネフロロジー学会において、当講座の根本先生が当科におけるエコー下PTAの立ち上げ、そしてその成績(2021年度に年間90例施行、成功率91%)についての発表を行いました。

2022年9月15日(木)

Web講演会にて

当講座教授の寺脇が、同日開催Web講演会の特別講演演者としてお話しさせていただきました。当講座OBの先生方を含め、多くのみなさまにご視聴いただきました。

写真は講演会の役割者である、千葉県内のbig nameの先生方とともに。

なお寺脇のこの日のネクタイとスーツは、2017年7月30日に開催された教授就任祝賀会の時に着用したものとのことです。

2022年9月14日(水)

船越雄太先生をお迎えして

10月から当講座の仲間になっていただく船越雄太先生が、医局を訪ねてくれました!

写真は左から、和氣先生、船越雄太先生、寺脇先生、根本先生、飯島先生です。

2022年8月29日(月)

第5回帝京大学研究交流シンポジウム

この日は帝京大学全学部が一堂に会して研究内容のポスター発表を行う「帝京大学研究交流シンポジウム」が、板橋キャンパスを舞台に開催されました。

私どもも、経済学部経営学科との共同研究である「ボトムアップ型健康啓発活動」について、これまでの成果を発表させていただきました。ポスターの脇に立っておられるのは、経済学部経営学科教授の磯山優先生です(写真撮影:寺脇)。

2022年8月2日(火)

非常勤講師の谷良宏先生にお越しいただきました

この日は非常勤講師の谷先生にアクセス手術2件のご支援をいただきました。写真は谷先生(左奥で緑色のスクラブを着ておられます)を交えた、病棟回診時の1枚です。

2022年7月31日(日)

千葉急性血液浄化研究会 第20回記念大会

当講座の寺脇教授が大会長を務めた上記研究会で、腎センターの富山健大さんが『COVID-19クラスター発生状況における透析センターの対応』と題して、私どもの施設における対応の実際を報告させていただきました。

2022年7月29日(金)

福島医大から高野栄亮先生をお迎えしました

この日は福島医大の期待の若手・高野栄亮先生が、当講座を尋ねていただきました。

高野先生はこの10月より、腹膜透析に関する研鑽を主目的として当講座にお越しいただきます。

 

2022年7月27日(水)

祝 上田瞳先生 内科専門医試験合格

この日、過日行われた内科専門医試験の結果が発表となり、当講座の上田瞳先生が首尾よく合格されました!

J-OSLER systemでの登録症例数は同学年内で全国1位、正答率も全国平均をはるかに上回るレベルであったとの結果です。

J-OSLER system開始後、当講座で初となる内科専門医の誕生です。上田先生、おめでとうございます!

2022年7月27日(水)

寺脇教授が盛岡にて講演を行いました

旭浩一教授(岩手医科大学 腎・高血圧分野)からのお招きで、当講座教授の寺脇が盛岡市内にて講演を行いました。

講演タイトルは『千葉県におけるCKD重症化対策最前線』で、市原市および千葉県におけるCKD対策と、生活習慣病がCKDを惹起するメカニズムについての内容であり、腎臓専門医でない先生方にも妙に好評であったとのことです。

なお旭教授は寺脇教授の福島医大時代の同僚で、お2人が福島医大にともに在籍した頃には2人きりで飲みに行くこともしばしばであった、との事です。

2022年7月21日(木)

獨協医科大学埼玉医療センターにお招きいただきました

この日は当講座の寺脇教授と根本助教が、獨協医科大学埼玉医療センター腎臓内科教授・竹田徹朗先生からのお招きで、埼玉県越谷市にある獨協医科大学埼玉医療センターにお伺いいたしました。

私どもの講座から腹膜透析手術のため同センターに医師がお伺いさせていただいたのは、2019年5月7日、2021年7月7日に続き今回が3回目で、今回も同センター腎臓内科の皆様(写真、中央の根本先生と寺脇先生をはさんで)のご協力のもと、スムーズに手術させていただきました。

2022年7月13日(水)

「業績」ページ、アップデートしました

腎臓学会や透析学会等への対応のため本ホームページ更新がしばらく滞っておりましたが、本日「業績」ページをアップデートいたしました。

なお写真は、さる7月7日に当講座教授の寺脇が神戸に招聘され、伝統ある兵庫県腎疾患腎疾患治療懇話会の第25回大会において「新しい時代の新しい腹膜透析」と題した特別講演を行っているところです。

2022年5月13日(金)

ただいまテンコフ挿入中

手術室での1枚。奥は術者の(左から)山内貴喜先生―根本佳和先生。手前は助手を務めていただいた初期研修1年目の(左から)加部明日香先生―五味拓哉先生。

奥に見えるピンクの術衣は見学の上田瞳先生で、このあと寺脇博之先生とともにテンコフカテーテル(腹膜透析カテーテル)位置異常の修復術である『α修復術』に臨みました(もちろん、首尾よく成功しました)。

2022年5月13日(金)

CKD-MBD関連のミーティング

この日は都内で、東京都および千葉県におけるCKD-MBD治療に関するニューリーダー世代(平成6年~平成14年卒)の先生方によるミーティングが開催され、平成3年卒である当講座教授の寺脇は司会進行役として参加させていただきました。過去の歴史から最先端の情報まで、未来志向の議論が繰り広げられました。

集合写真は左から順に、医療法人社団中郷会新柏クリニック院長 木村敬太 先生、あけぼの病院腎臓内科/人工透析内科部長 金城永幸 先生、寺脇、慶応義塾大学医学部 血液浄化・透析センター准教授 吉田 理 先生、昭和大学医学部 腎臓内科准教授 溝渕正英 先生です。

2022年5月12日(金)

千葉県医師会主催の講演会に、上田瞳先生が登壇しました

この日に開催された『千葉県医師会 勤務医委員会講演会【Web開催】「医師の働き方改革について」』に、先日当院の「ベスト専攻医」を受賞された当講座の上田瞳先生が、千葉県全域における専攻医(後期研修医)を代表して、医師会からの指名でパネリストとして登壇致しました。

上田先生からは、大切なのは形としての勤務時間管理だけでなく、個人レベルでの「優先順位付け」と、所属組織レベルでの「勤務内容の(雰囲気を含む)クオリティ担保」が必要である旨、実際の経験を通しての発言をいただきました。登壇された並みいるパネリストの先生方の中でも、きらりと光るご発言であったと思います。

2022年5月2日(月)

本日の療法選択外来など

本日の療法選択外来は、前週に引き続き和氣快斗先生に担当いただいております。ご高齢の患者さんに対して、ご家族に同席いただきながら、血液透析・腹膜透析・腎移植・CKMについての説明を、病棟看護師と共同で約1時間かけて行ってまいります。

なお本日を含む5月第1週はゴールデンウィークに当たるため(5月3日~5月5日が祝日のため)、紹介初診患者さんの数が平素よりも多かったり、準緊急手術を行わねばならなかったり…と、ある意味いつもの月曜日以上に忙しい側面がございました。

2022年4月26日(火)

シャント造設困難例への手術

火曜日は腎臓内科の手術・手技日であり、経皮的腎生検1件、内シャント造設術2件が施行されました。

経皮的腎生検は上田瞳先生が術者、加部明日香先生(初期研修1年目)が介助者となり、危なげなく施行されました。また内シャント造設術は2件とも和氣快斗先生が術者で、写真に示した難易度の高い症例(寺脇博之先生を助手として施行)を含め、いずれも成功しております。

2022年4月23日(土)

第1回日本腎不全合併症医学会学術集会・総会が開催されました

東京国際フォーラムにおいて、第1回となる上記学術集会・総会がハイブリッドのスタイルで開催されました。

本学会の設立目的は、保存期~末期に関わらぬ慢性腎臓病(CKD)の総合的な原因究明と治療アプローチ策定であります。

なお総会において、当講座教授の寺脇(集合写真左端)が同学会の理事に就任することが承認されました。

2022年4月18日(月)

上田瞳先生が「ベスト専攻医」に選出されました

当講座の上田瞳先生が、帝京大学ちば総合医療センター内科の令和3年度「ベスト専攻医」に選出されました。

上田先生はJ-OSLERシステムにおいて極めて多数(おそらく全国1位)の経験症例登録を行うなど、卓越した実績を示していただきました。

写真はプログラム責任者の中村文隆先生、それに講座責任者の寺脇教授と。

2022年4月16日(土)

根本佳和先生が日本内科学会年次講演会で研究報告いたしました

当講座の根本佳和先生が、4月15日(金)~4月17日(日)の会期でWeb開催された第119回日本内科学会年次講演会の第2日、第94席として『ボトムアップ型健康啓発活動』に関する現時点での実績報告を行いました。なお本報告の内容は、現在論文投稿に向けて鋭意準備中です。

2022年4月12日(火)

和氣先生、初期研修医とともに腎生検

この日の腎生検は、術者の和氣先生が、当科ローテート中の初期研修医2名(加部先生、五味先生)とともに経皮的腎生検に臨み、教科書的な手技を披露しておりました。根本先生および中川先生が外回り(検体処理)に回っております。

なお白衣で見学しているのは、BSCで当科ローテート中の山本君と三輪君です。

2022年4月8日(金)

室谷典義先生、澤野由季先生をお迎えしました

この3月までJCHO千葉病院の院長を務められていた室谷典義先生(写真中央右)が、三橋病院腎臓内科部長の澤野由季先生(写真中央左)・明生会グループ代表理事の佐藤忠俊さま(写真左端)とともに、帝京大学ちば総合医療センター腎研究室を訪ねて来られました。

なお室谷先生は東日本を代表する透析外科医で、特に被嚢性腹膜硬化症(EPS)の手術では「西の川西、東の室谷」と川西秀樹先生(土谷総合病院)と並び称される国手であり、私どもも困った症例(バスキュラーアクセストラブルやEPS)の際にお世話になってまいりました。この度70歳の節目を迎えるにあたり、新病棟が建設される三橋病院に、バスキュラーアクセスセンターのセンター長として招聘されたとの由です。

2022年4月4日(月)

本日の療法選択外来

帝京大学ちば総合医療センターでは、毎週月曜、一患者当たり1時間以上をかけて、末期腎不全という状況とそれに対する治療法(血液透析・腹膜透析・腎移植・CKM)についてお話しする「療法選択外来」を行っています。

この日の対象者は1名(ご家族とともに受診)で、医師からの説明を受けた後、看護師からより具体的な「治療のイメージ化」のためのお話をいたします。不明点については遠慮なく訪ねていただき、その人その人にとってベストと思われる治療選択肢を、双方向的に決定していきます。

写真は腎臓病棟(9A病棟)で腎不全看護を担当する太刀野佐保里 看護師による、腹膜透析カテーテルつきエプロンを用いた(体を張った)腹膜透析イメージ化のための説明光景です。BSC (Bed side clerkship) の一環として見学していた2名の6年目医学生(山本慎一郎くん、三輪要介くん)にも「大いに勉強になった」と言っていただきました。

2022年4月2日(土)

東海大学付属市原望洋高等学校にお伺いしました

うららかな春の日差しの中、当講座の寺脇教授(写真中央)が東海大学付属市原望洋高等学校にお伺いし、同校教職員全員の健康診断に対応しました。

今年度(2022年度)は同校健康推進室長の福島浩司先生(写真左)および養護教諭の森美穂先生(写真右)のお力添えのもと、同校において生徒および教員を対象とした健康啓発活動に関すると特別講義を開催する予定です。

2022年4月1日(金)

新年度を迎えて

この日から、1年間の外部研修を終えた中川慶郎先生が、助手として当センターに戻ってこられました。頼もしい限りです。

また2022年採用の初期研修医3名のうち、五味拓哉先生(写真前列左)と加部明日香先生(写真前列中央)が、私ども腎臓内科からキャリアをスタートしてくれます。なお竹内孔二先生(写真前列右)は井上大輔先生(写真後列左)が主催する内分泌内科からキャリアをスタートいたしますが、秋には腎臓内科に回ってくれる予定です。