2022年3月25日(金)

CKD啓発動画の撮影

この日午後は千葉県庁より健康福祉部の皆様をお迎えし、寺脇教授が語り掛ける、一般の皆様に見ていただくためのCKD啓発動画『CKDを放っておいてはいけません!』の撮影が行われました。

なお撮影された動画は編集作業の後、千葉県公式YouTubeチャンネルに掲載される予定です。

2022年3月25日(金)

対面での実習、徐々に再開

この日午前は希望者2名(医学部5年生の木村大貴君+医学部6年生の佐藤洸平君)をお迎えして、腎研究室にて尿検査実習を行いました。非希望者はこの日も新型コロナを念頭に置いたリモート実習でしたが、徐々に日常が戻りつつあることを喜びたいと思います。

2022年3月22日(火)

帝京高等学校での特別講義

この日は当講座教授の寺脇博之先生が、昨年に引き続き帝京大学系属帝京高等学校において現高校2年生の生徒さん330名を対象に「医師という仕事~すべての人の健康を守るためのメッセージ」と題した特別講義を行いました。

医学部を目指す生徒さんを念頭に置いた医師キャリアパスの紹介、新しい国民病CKD(慢性腎臓病)のインパクト、CKD予防としての生活習慣病対策と健診受診の重要性、そして疾病の回避=健康寿命の延伸は社会格差の縮小につながることなどをお伝えしました。生徒の皆様、みな熱心に聴講しておられました。

2022年3月19日(土)

鈴木春花先生が症例報告を致しました

この日Zoomで開催された第676回日本内科学会関東地方会において、研修1年目の鈴木春花先生が症例報告を致しました。

溶連菌感染後糸球体腎炎(PSAGN)…なのですが、原因菌がStreptococcus Salivariusという定型的でないもので、しかもブドウ球菌感染後糸球体腎炎のように感染性心内膜炎に引き続く形での経過で、従来より多く報告されているPSAGNの典型パターンとは異なるものでした。

ちなみに原因菌がStreptococcus SalivariusであるPSAGNは、ひょっとすると本症例が世界で初めてなのかもしれません。

2022年3月15日(火)

バイアバーン®、はじめました

当講座の根本先生が強力ステントグラフトであるバイアバーン®使用に関するワークショップを受講。バイアバーン®を使用した経皮的内シャント拡張術の、当施設での施行が可能になりました!

2022年3月8日(火)

院内におけるCOVID-19拡大を受けて

写真は帝京大学ちば総合医療センターが病院ホームページにて公表した、院内のCOVID-19拡大状況報告(3月4日現在)です。

腎臓内科においても、感染拡大リスクを軽減する観点で、病棟総回診や腎センター(透析ユニット)回診の中止などの対応を行っています。

緊急症例の受け入れ制限など、対外診療にも一部影響が出る可能性がございます。ご理解をいただけましたら幸いです。

2022年2月22日(火)

君津圏域CKD予防事業に協力いたします

この日は君津圏域4市(北から順に袖ケ浦市・木更津市・君津市・富津市)の慢性腎臓病(CKD)予防連携委員会の行政サイドを代表する皆様をお迎えし、同地域における「腎臓病地域連携パス」の二次医療機関として当講座が協力させていただくための会合を行いました。

君津圏域4市が圏域の枠を超えて協力事業を行うのは今回が初めてとのことであり、光栄の至りであります。

2022年1月21日(金)

市民公開講座が開催されました

この日は市原市保健センターにおいて、市民を対象とした「市原市主催 令和3年度CKD予防講座」の第2回目(全3回予定)が開催されました。栄養士として千葉県循環器病センターの石橋裕子先生が、そして腎臓専門医として当講座教授の寺脇が、それぞれ約1時間の講演を行いました。

新型コロナの再流行を考慮し、今回の参加者は30名に限定し、十分な間隔を空けてご参加いただいております。

2022年1月18日(火)

今週の腎臓内科病棟回診

午後2時より、火曜日恒例の腎臓内科病棟回診が行われました。今週は医学部5年生の皆さんにも一緒に回ってもらいました。

写真は病棟回診中のベッドサイドにおいて、学生の皆さんが当講座の山内貴喜先生より指導を受けているところです。

ちなみに午前は手術および腎生検が行われ、学生の皆さんには腎生検(山内先生+寺脇先生で施行)を見学していただきました。

2022年1月7日(金)

雪ニモマケズ

1月6日午後からの降雪により、積雪することが比較的まれである千葉県市原市においても、かなりの雪が降り積もりました。

写真は、帝京大学ちば総合医療センターの正面玄関で雪対応に当たっていただいている設備センタースタッフの活躍状況です。まるで雪国のような放水ホースが準備されていることにご注目ください。

2022年1月4日(火)

新年、最初の回診とカンファレンス

年末年始の期間(2021年12月29日~2022年1月3日)をはさんで、新年に入り最初の回診、カンファ、そして医局会でした。

写真は回診後、腎内医局でのカンファ風景です。昨年の1月4日は腎センター(透析ユニット)での新型コロナ合併患者対応に追われていましたが、今年は比較的穏やかな年のスタートとなりました…とはいえ、やはり重症の患者さんはいらっしゃいますが。

2021年12月28日(火)

2021年最後の病棟総回診とカンファレンス

当講座では毎週火曜日に病棟総回診と入院患者カンファレンス+医局会を行っており、12月28日は2021年最後の総回診+カンファ+医局会ということになります。

写真は、総回診後における医局でのカンファ光景です。なお1週間後(2022年1月4日)には、2022年最初の総回診+カンファ+医局会ということになります。

2021年12月27日(月)

WEBでの共同研究ミーティング

健診受診率の向上を目指した新しい試み「ボトムアップ型研究啓発活動」の月例ミーティングが、ZOOMを用いて開催されました。経済学部経営学科(講座主催:磯山優教授)と当講座との共同研究で、帝京大学先端研究推進助成金事業として足掛け3年の歴史を誇ります。

この日のミーティングでは、現在のデータ集積状況、英文論文化・学会や研究会での発表に向けた準備、次年度に向けた準備などについての打ち合わせが行われました。また磯山先生から、本研究が2022年度も帝京大学の先端研究推進助成金事業として認可予定である旨の報告がございました。

2021年12月16日(木)

市原市主催 CKD予防講座

市原市さまのご厚意で、市民を対象とした年3回の「CKD予防講座」を開催いただいております。令和2年度には新型コロナ禍の関係で1回しか開催されませんでしたが、令和3年度には今回を含めて合計3回の開催が予定されています。

会場の向かって右奥で講座主任の寺脇がお話しさせておりますが、合計70名の市民の皆様に熱心にご聴講いただき、多数のご質問もいただきました。

2021年12月13日(月)

市原圏域糖尿病性腎症重症化予防対策推進協議会 定例会議が開催されました

2021年最後となる上記定例会議が、市原市医師会にて開催されました。

なお同会合において、当講座の寺脇より、当協議会における取り組みが千葉県医師会雑誌2021年11月号に論文として掲載された状況が報告されました。

2021年12月12日(日)
8th Ichihara JMECCに4名の当講座医局員が参加しました

帝京大学ちば総合医療センターで開催された上記講習会(ディレクター:同院救命救急センター特任教授・森脇龍太郎先生)に、上田先生・中川先生・山内先生・寺脇先生の4名が参加。無事終了書を手にし、上田先生・中川先生・山内先生の3名は、内科専門医取得のための必須条件の一つをクリアしたことになります。

2021年12月8日(水)

第41回上総いちはら臨床薬学セミナー

この日は当施設薬剤部部長の飯塚雄次先生(写真中央)が主宰される上記セミナーがオンラインで開催されました。基調講演として五井病院薬剤部の横澤慶一先生(写真左、2001年に本学の薬学部をご卒業されています)がお話しされた後、当教室教授の寺脇がCKDシールとCKD連携協力医制度を中心としたお話しをさせていただきました。

千葉県内の病院薬剤師の先生を中心とした多数の皆様にご聴講いただき、ご質問も多数いただいたとの由です。

2021年12月3日(金)

研修医の先生3名をお迎えして

腎臓内科では、12月1日から1か月間、研修医の先生が鈴木先生・香宗我部先生・今井先生の3名になります(写真前列の3名)。当科での研修を通して、研修医の先生方の糧となる部分があれかしと願っております。

2021年11月1日(月)

ようこそ 鈴木春花先生

11月1日より2か月間、鈴木春花先生(写真中央)が腎臓内科にローテートいただきます。

この2か月の間に、当科で多くのものを得ていただけたら嬉しく思います。何卒よろしくお願い致します。

2021年10月28日(木)

市原発のWEBセミナー『人生100年時代の未来予想図』

この日はm3.comを介したWeb配信の形で、座長・大岡光先生(光クリニック院長)、基調講演演者・安藤博子先生(おもて内科糖尿病クリニック看護師長)、そして特別講演演者が当講座教授の寺脇、というオール市原メンバーにて上記Webセミナーが開催され、寺脇は当講座も中心的にかかわっている市原市での糖尿病・CKDへの包括的対応につきお話ししました。

千葉県のみならず広く関東一円の多くの先生方(300名余)にお聞きいただいたとのことです。

2021年10月26日(火)

石井先生をお迎えしました

この日は千葉大学腎臓内科より石井公祥先生(写真左から2人目)をお迎えし、午前の腹膜透析カテーテル挿入術、午後の腹膜透析カテーテル抜去術に一緒に入っていただきました。

千葉大学でも近々腹膜透析療法を開始される予定と伺いました。ぜひお役に立てればと思います。

写真は石井先生、それに当科の小林准教授+当科実習中であり手術見学に入ってもらった医学部5年生の皆さんです。

2021年10月21日(木)

腎性貧血Update Seminar2021 

この日の夜は京成ホテルミラマーレに当施設スタッフが参集する形で、上記セミナー(Web併用)を開催しました。

基調講演は当講座准教授の小林政司先生が「COVID-19の腎臓分野における最新の知見」と題し、当施設における知見を軸にお話しされました。

特別講演は腎性貧血ガイドライン2015の作成責任者である山本裕康先生(慈恵医大教授)をお迎えし、腎性貧血のあけぼのから最新知見におよぶわかりやすいお話をいただきました。

2021年10月21日(木)

市原の灯を溝口にも:腹膜透析診療

帝京大学医学部附属溝口病院では、昨年1年当講座に在籍した成山倫之先生が牽引車となって、腹膜透析診療の立ち上げを行っています。

この日も、当講座の寺脇教授を招聘の上、助教の内田大介先生とともに局所麻酔下で『市原仕込み』の腹膜透析カテーテル挿入術を行っていただきました。

今後も月1~2件のペースで腹膜透析導入を行っていく予定となっております。

2021年9月26日(日)

山内貴喜先生 学会発表デビュー

完全Web開催となった第51回日本腎臓学会東部学術大会(略称:東部腎)において、当講座の山内貴喜先生が(皆が見守る中)医局より症例報告を行いました。

東部腎では、昨年は中川慶郎先生が、一昨年は上田瞳先生、その2年前は和氣快斗先生がそれぞれ発表されており、いわば登竜門的な位置付けとなっております。今年度発表の山内先生も例年の先輩方同様、発表はもちろん質疑応答においても堂々とした対応をされておりました。

2021年9月14日(火)

BSLの医学生をお迎えしています

今週を含め3週間、我が腎臓内科は2名の医学生(5年生)をBSL実習にお迎えしています。病棟実習、手術・腎生検見学、医局会参加など、出来るだけたくさんの刺激を受けていただければと、医局員一同願っております。写真は医局会終了後に語る、医学生のお2人と小林准教授。

2021年9月12日(日)

2年目研修医・鶴岡淳先生に発表していただきました

Web開催となった日本内科学会第671回関東地方会において、2年目研修医である鶴岡淳先生に腎臓内科症例について発表していただきました。

なお発表は寺脇教授室から行っていただいております。

2021年9月8日(水)

市原から神奈川への、腹膜透析立ちあげに関する情報発信

この日は帝京大学医学部附属溝口病院・腎臓内科准教授の河原崎宏雄先生が音頭を取られる形で、テルモ株式会社のご協力のもと、神奈川県内の10医療機関を主対象としたPD WEB seminarが開催されました。

セミナーの内容としては、前半で腎臓内科病棟(9A病棟)を代表して病棟看護師の鈴木知子先生に病棟での取り組みにつきお話しいただき、後半で当講座の寺脇より高齢化に向けての展望が語られました。

帝京大学ちば総合医療センターではこの5年で数多くの腹膜透析導入・管理を経験しました。その経験を通した今回の講演から、腹膜透析の展開には看護師はじめ多職種の連携が必須であること、そして腹膜透析の拡大が高齢化社会において有益であることが、多くの施設のみなさまにお伝え出来たのではないかと思います。

なお当講座では、今後、帝京大学医学部附属溝口病院を含めた複数施設での腹膜透析立ち上げに協力していく予定です。もしこの記事をご覧の方で腹膜透析に関する情報提供や協力を必要とする医療者の方がおられましたら、私共まで気軽にご相談ください。

2021年9月3日(金)

WEB上で和田隆志先生をお迎えしました

この日は金沢大学腎臓内科教授である和田隆志先生を(WEB上で)お迎えし、当講座+亀田総合病院を主対象としたご講演をいただきました。糖尿病性腎症に関する全国調査から世界唯一の「エリスロポエチン受容体抗体」に関する研究の展開、さらに腎疾患治療に至るまで、1時間があっという間に感じられるすばらしいご講演でした。

写真(PCスクリーンショット)は和田先生、当講座教授の寺脇、それに寺脇の講演で座長を務めていただいた小原まみ子先生(亀田総合病院腎臓高血圧内科部長)でのディスカッション時の一瞬を切り取ったものです。

2021年9月3日(金)

祝 根本先生 透析専門医試験合格

本日、当講座助教の根本先生のもとに、日本透析医学会専門医試験合格のうれしい便りが届きました。

根本先生、おめでとうございます!

2021年9月2日(木)

9月3日(金曜日)、金沢大学・和田隆志教授の講演が行われます

2年越しの企画として、明日(9月3日)、金沢大学大学院 腎臓内科学教授である和田隆志先生をお招きし、ご講演をいただきます。

和田先生は日本腎臓学会褒章大島賞や日本糖尿病合併症学会Expert Investigator Awardといった多くの受賞歴を持ち、さらに2009年度~2017年度 糖尿病性腎症に関する厚労科研費・AMEDの研究代表者を務められるなど、本邦のCKD研究における第一人者です。今回は完全WEB講演で、ご自身のPCでの視聴が容易となっております。ぜひ多くの先生方のご視聴をいただければ幸いです。

2021年9月1日(水)

SARS-CoV-2 RNAワクチン(ファイザー社製)接種後のネフローゼ症例について

8月10日の記事でご紹介した症例報告の続報です。8月26日よりClinical Kidney Journal誌のサイトにおいて、online firstの形で閲覧可能となっております(doi/10.1093/ckj/sfab156/6358132)。

なお同論文はASN in the Loop(アメリカ腎臓学会が発行している、腎臓関連の注目論文を紹介するDaily news)に選出されており、欧米でも注目を集めております。ご興味のある方、ぜひご一読いただけましたら幸いです。

2021年8月27日(金)

内田俊也先生を千葉にお迎えしました

帝京平成大学教授・国際交流センター長の内田俊也先生(”輸液の魔術師”の二つ名がございます)を特別講演演者として千葉にお招きし、当講座の小林政司准教授による基調講演とのダブルヘッダーの形で「CKDエキスパートwebセミナー」が開催されました。

小林先生からは当講座にて計画中の新規研究「CKDと腸内細菌叢との関連に関する網羅的検討」について、内田先生からは「CKDと尿酸との関連に関する最新の知見」について、それぞれ充実したご講演をいただきました。

2021年8月25日(水)

塩田記念病院の中津先生と

この日は、現在当講座の中川先生が外部研修先としてお世話になっている塩田記念病院の研修責任者・中津先生(写真左)に、当講座教授の寺脇先生が面談させていただきました。

塩田記念病院は循環器疾患への診療を中心とした医療機関であります。

CKDには循環器合併症がつきものでありますので、その専門機関である塩田記念病院において研修させていただけることは、私どもにとって極めてありがたいことと考えております。

2021年8月24日(火)

再び、手術・手技日の光景

この日は金曜日(8月20日)とは逆に、腎生検が1件、手術が2件でした。なお手術は1件が内シャント造設、もう1件が腹膜透析カテーテル挿入で、いずれもスムーズに行われました。

写真にお示ししておりますのは、山内先生と飯島先生での腎生検で、検体処理は根本先生によって行われました。

2021年8月20日(金)

手術・手技日の光景

当講座の手術・手技=腎領域インターベンションは、火曜日と金曜日に集中して行われます。8月20日は2件の腎生検と1件の手術が行われました。

上の写真は和氣先生と上田先生の腎生検、下の写真は伊藤先生と山内先生の腹膜透析関連手術です。

2021年8月18日(水)

CKDシールスタートアップセミナー

今年度より千葉県の事業として開始された「CKDシール」の運用につき周知徹底すべく、DIAMOND projectのご支援の下、市原圏域の病院勤務ならびに開業の薬剤師の先生方を対象としたWebセミナー「CKDシールスタートアップセミナー」が、市原市急病センターを配信会場として開催されました。司会は帝京大学ちば総合医療センター薬剤部部長・飯塚雄次先生(写真中央)、レクチャーは市原市薬剤師会理事長・小西弘晃先生(写真左)でした。なお基調講演は当講座教授の寺脇(写真左)が担当しました。

 

2021年8月10日(火)

「新型コロナワクチン接種後のネフローゼ症候群」症例報告がClinical Kidney Journal誌にacceptされました

日本時間の8月10日(欧州では8月9日)、当講座の小林准教授が投稿した上記報告が、Clinical Kidney Journal誌(インパクトファクター4.452)にno reviseで受理されました。

SARS-CoV-2 RNAワクチン接種後に発症するネフローゼ症候群は、欧米では最近になり数件の症例報告があるのですが、本邦からの報告は私共によるものが初めてとなります。

2021年7月17日(土)

第15回インターベンショナルネフロロジー研究会学術集会

この日は当科寺脇教授が当番幹事(大会長)、小林准教授が事務局長を務める上記学術集会が、完全オンラインで開催されました。

当科からは上田助手が事前会員アンケートを下敷きとした演題発表を行い、高い評価を受けました。研修医の八児先生が積極的に質問したのをはじめ、他のスタッフも多数参加致しました。

写真は特別講演でお呼びした感染制御の大家・森兼啓太先生(山形大学医学部感染制御部部長:当帝京大学ちば総合医療センターのOBでもあります)を囲んで、研究会の理事長・池田雅人先生も交えて撮影した一枚です。

2021年7月13日(火)

薬剤部勉強会

この日は院内の薬剤部にて、お薬手帳への貼付を目的とする「CKDシール」の運用に関する勉強会が、当講座教授の寺脇を講師として開催されました。CKDシールの運用は薬剤過量投与などのリスク軽減に有益と考えられます。

なおこの「CKDシール」は、寺脇が委員として参画する「千葉県慢性腎臓病 (CKD) 重症化予防対策部会」にて提案されたもので、将来的には千葉県全域での運用が想定されております。

2021年7月7日(水)

学外での腹膜透析カテーテル挿入援助

この日は当講座の寺脇が独協医科大学埼玉医療センターよりのお招きで、腹膜透析カテーテル挿入援助のためにお伺いしました。合併症併存症例でしたが、手術は局所麻酔下にてほぼ無痛かつ成功裏に終了したとの由です。

2021年7月6日(火)

火曜日は手技・回診・カンファの日

当教室では、毎週火曜日に各種手技・病棟回診・入院患者カンファレンス・医局会を集中的に行うスケジュールとなっています。
この日はテンコフ抜去(寺脇-飯島)、内シャント造設(和氣-山内・寺脇)、テンコフ挿入(根本-山内・寺脇)と3件の手術が行われました。

写真にお示しした以外に、経皮的腎生検、病棟回診、入院患者カンファレンス、医局会、さらに当科症例の病理解剖検討(CPC)も研修医の鶴岡淳先生をプレゼンテーターとして行われました。

2021年6月24日(木)

地域連携WEBセミナー

この日は千葉循環器病センター腎臓内科部長・今村茂樹先生を座長として市原マリンホテルにお迎えし、当講座の寺脇が演者を務める「地域医療WEBセミナー」を開催いたしました。なおセミナーでの講演内容詳細は後日、帝京大学ちば総合医療センターが隔月で発行する広報誌『センターニュース』に掲載される予定です。

2021年6月10日(木)

千葉県におけるCKD対策の進捗を目指して

「CKD対策を考える会~よりよい腎疾患医療のために~」と題するWeb講演会が開催され、当講座の寺脇がディスカッションの座長(仕切り)を務めました。ディスカッサントのうち2名(淺沼先生、今澤先生)は配信会場での、2名(東先生、関谷先生)は遠隔地からWebでのご参加でした。Web参加されている先生方からもきわめて多くのチャットでのご意見をいただき、大いに盛り上がりを見せた会でした。

2021年6月8日(火)

2021年度第1回研修医セミナー

この日の17時より、今年度の第1回目となる研修医セミナーが、当教室の寺脇を講師として記載されました。この研修医セミナーは初期研修医への教育を目的に、寺脇の呼びかけで昨年度から開始となったものです。

なおこの日の日中には、千葉大学医学部附属病院の医師2名(移植外科・丸山通広先生、腎臓内科・石井公祥先生)を当施設にお迎えし、局麻下での腹膜透析カテーテル挿入術(術者:根本、助手:山内・寺脇)を見学いただきました。局麻下でも無痛・安全・円滑に手術が出来る状況をご覧いただけたのではないかと思われます。

2021年6月2日(水)

『フォアグラ仮説』全国一斉発信

当講座助教の伊藤が週1回お伺いしている総合医療センター成田病院糖尿病内科診療部長・最上康生先生を座長にいただき、当講座の寺脇がWEB講演会にて『糖尿病性腎症(DN)におけるフォアグラ仮説』そして『non-DN DKD』に関する特別講演を行いました。北から南、大学病院からクリニックまで、多くの先生方にご視聴いただき、多くのご質問・反響をいただきました。

2021年6月2日(水)

The next generation

昨日から初期研修1年目の先生(藤井先生・八児先生)をお迎えしており、それぞれ和氣・飯島を上級医(オーベン)としてご研鑽いただきます。今週で4週の実習期間を終える6年目医学生2名とのショットを挟んで。

2021年5月20日(木)

「若手医師の会」

内田医院(院長:内田威一郎先生)において定期的に開催される、市原市の若手開業医による自主勉強会「若手医師の会」にて、当講座の寺脇が講師を務めさせていただきました。写真は会の終了後、一時のみマスクを外して撮影されたものです。

2021年5月17日(月)

「スマホ脳」に関するインタビュー

日本対がん協会(聞き手:上鵜瀬麻有さま)がんサバイバークラブのホームページに、当講座教授・寺脇が『スマホ脳』に関してコメントしたインタビュー記事が掲載されました(https://www.gsclub.jp/tips/16551)。

2021年5月16日(日)

寺脇教授が千葉県透析研究会の副会長に就任しました

本日、2021年度第1回の千葉県透析研究会の役員会(世話人会)が開催され、当講座の寺脇が研究会の副会長に選任されました。

2019年度以降、千葉県内の透析導入数最多を誇る施設として、今後も講座として千葉県ひいては本邦全体における透析医療の進歩に寄与できるよう、講座全体で鋭意努力いたします。

2021年5月13日(木)

PD講演会を開催しました

協和キリン協賛のもと「地域で取り組む腹膜透析ネットワーク講演会」と題した講演会を完全Webで開催しました。第1部ではすずらんクリニック院長 竹内圭志先生の座長のもと、当講座から伊藤・小林がお話しさせていただきました。また第2部では特別講演演者として関西医科大学より谷山佳弘 診療教授を(Web上で)お迎えし、寺脇が座長を担当しました。

2021年5月11日(火)

高知と千葉をつないで

この日は、2020年3月まで当講座の病院教授であった吉村和修先生の座長のもと、高知県の医療関係者100余名がweb上で参加される「腹膜透析webセミナー」にて、当講座教授の寺脇が医局より講演致しました。当講座の医師スタッフも、配信会場である医局から、あるいは自宅からwebで、それぞれ参加致しました。写真は講演会の終了後、モニター上に映る吉村先生を囲んでの1枚です(左から、前列:根本・上田・寺脇、後列:山内・和氣)。

2021年5月2日(日)

医工学治療学会ランチョン

千代田区の都市センターホテルで開催された日本医工学治療学会第37回学術大会ランチョンセミナーにて、法政大学・山下明泰教授の座長のもと当講座教授の寺脇が―講座を代表する形で―『CKDにおけるアルブミン酸化還元比~血液透析との関連を中心に~』と題した50分の講演を行いました。

2021年5月1日(月)

未来への遺産

写真上は当教室の備品である竹製の定規ですが、よく見ると写真下のように「吉利内科二十研」と書かれています。つまりこの備品は、もともとは吉利 和(よしとし やわら)先生が主宰されていたころの、東京大学医学部内科第一講座(東大一内)・第20研究室の備品だったのです。おそらく東大一内のご出身である当教室の初代主催教授・小出桂三先生が第20研究室に所属されていた故、この備品が当教室に残されているものと推察されます。

吉利 和 先生は日本最古の内科学講座である東大一内の第6代教授で、東大医学部助手、講師、助教授を経て1962年(昭和37年)教授就任。大島研三先生、浅野誠一先生、上田泰先生、木下康民先生など昭和10年台卒の『腎臓内科第一世代』とともに、1959 年(昭和34 年)に日本腎臓学会をつくるのに多大な貢献をされました。また1967年(昭和42年)には第10回日本腎臓学会学術総会の、1973年(昭和48年)には第12回日本透析医学会学術集会の、それぞれ会長を務められました。

東大一内は1998年の「診療科再編(統廃合)」に伴いその歴史を終えておりますが、この備品、腎臓診療・透析診療の礎を築いた吉利内科から当教室に続く血脈を伝える「未来への遺産」です。

2021年4月30日(金)

4月最終日

この日は、5年生は3週間、6年生は4週間に及んだ実習の最終日です。最終日にもかかわらず熱心に質問する医学部5年生(安井暁生君)に対し、当教室の山内が画像解説を行っています。

2021年4月27日(火)

2021年度第1回腎病理カンファレンス

病棟総回診・入院患者カンファレンス・医局会の終了後、今年度最初となる院内腎病理カンファレンスが、腎臓内科医局にて病理部スタッフをお迎えして開催されました。この1か月で腎生検が施行されたうちの5症例に関して、症例経過・光顕像・蛍光像・電顕像の提示とディスカッションが行われました。

5年目医学生2名・6年目医学生2名にもご参加いただきましたが、医学生の皆さんからもご質問をいただき、活気のあるカンファレンスとなりました。

(写真撮影:飯島)

2021年4月26日(月)

東海大学付属市原望洋高等学校にお伺いしました

本学経済学部教授の磯山優先生と当講座の寺脇が、「ボトムアップ型健康啓発活動」をご紹介するため、東海大学付属市原望洋高等学校にお伺いしました。写真は左から、磯山先生、寺脇、それに市原望洋高等学校の森美穂先生です。

2021年4月25日(日)

テルモプラネックス 3講座合同シミュレーショントレーニング

当講座教授の寺脇が講師を務める形で、千葉大学腎臓内科・福島県立医科大学腎臓高血圧内科・帝京大学ちば総合医療センター腎臓内科、3講座合同のシミュレーショントレーニングが開催され、3講座で手術に携わる若手の先生方が参加されました。なお千葉大学からは教授の淺沼克彦先生もご参加いただきました。

写真は当講座の医師(左から山内・寺脇・根本)の手術シミュレーション光景です。